舟運観光のバリアフリー化にスロープビルドを導入 ~株式会社東京湾クルージング~
2021年12月06日
東京湾クルージングの解放感あふれる船舶で、歴史を積み重ねた橋の裏側や石堰などを季節の移ろいとともに間近に体感できます。そのうちの一隻がNANO2で、長さ44フィート(約13m) 定員44名、オープンエアーの双胴船(2艘の船をつないだ形状)です。
本橋架橋100周年にあたる2011年に完成した日本橋船着場は、快適で潤いのある水辺空間を創出するとともに、災害時における帰宅困難者や物資の円滑な水上輸送など防災機能も備えています。そして、車いす利用者の舟運観光が可能になりました。
しかし、車いす利用者の乗下船時には抱きかかえ上げていた問題がありました。誰もが気軽に舟運観光を楽しめるようなバリアフリー化にむけて、この課題解決のための、NANO2用にスロープビルドを導入しました。
株式会社東京湾クルージングではNANO2への改修とスロープビルドの購入にあたり、公益財団法人 交通エコロジー・モビリティー財団の海上交通バリアフリー施設整備助成を受けました。これまで旅客船228隻と旅客船ターミナル113件がこの事業の助成を受けました。スロープビルドはこの助成事業ではじめて採用されました。
この詳細は下の関連情報「舟運観光のバリアフリー化にスロープビルドを導入 ~株式会社東京湾クルージング~」を参照してください。
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