在宅でのADL維持と介助負担の軽減に 天井走行リフト を設置

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2025年03月10日

夫の病気による筋力低下に伴いリフトを検討したいとの希望で、営業所へ奥様から直接ご連絡をいただきました。
松本営業所ではショールームを併設しているので実際に複数のリフトを見て検討していただくためにショールームへご招待しました。
ご本人と奥様、息子さんの3名でショールームへ来場され、各リフトの特徴や使い方を説明しました。
また、現在大規模リフォーム計画も同時進行中で住宅メーカーに相談しているとのお話もお聞きしました。

リフトの主な使用場面はベッド⇔車いすの移乗と転倒時の対応だとお話を受けました。
はじめは予算的にも床走行リフトを主に検討していましたが、ショールームで実際に使っていただいての感想は、「天井走行リフトの方が空間利用できる、取りまわしも不要のため簡単で介助側も負担がほとんどない、天井走行リフトで立ち上がりや歩行訓練といったリハビリも視野に使用ができる」点などを複合的に判断され天井走行リフトに決まりました。
また、大規模リフォームを行うのであれば天井走行リフトを導入する一番のチャンスだと提案しました。

ご家族やご本人のご希望と住宅メーカーとの打ち合わせ、訪問リハビリステーションセラピストとの打ち合わせを経てレイアウト(奥行6m×幅3mのルームカバリング)の決定となりました。
約2ヶ月にわたる大規模リフォームに合わせてレール設置が無事に完了し完成。お披露目&家屋調査が実施されました。入院中のリハビリ病院からセラピストが数名とケアマネ、本人、家族、建築関係業者が集まり行われました。
できあがった部屋の様子を見て本人も嬉しそうでした。移動レールも軽く関係者からも驚きの声が聞かれました。早速、移乗と歩行をリフトで行ったが問題もなく、リハビリ病院のセラピストからも高い評価をいただきました。

後日、様子伺いで訪問しリフトの使用状況を確認しました。週2回の訪問リハでリフトを使ってリハビリを実施し、今ではリフト+歩行器を使って歩行できるようにもなっていました。リフトを導入して本当に良かったと笑顔で言われたことが印象的でした。


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