低段差でも児童にとっては転倒リスクがある クイックスロープで段差解消
2024年05月09日
A町の教員委員会の方から、来年度に障害がある児童が入学する予定があり、校舎内の段差を解消したいと相談です。
廊下の段差は、エキスパンションや防火扉がある段差で10カ所あり、4mm、6mm、8mmといった高さですが、低い段差でも入学してくる児童にとっては転倒リスクがあります。
現場調査を行い、教育委員会に解消手段として低段差を解消するに“クイックスロープ”の設置を提案しました。今回は一箇所のみ試験的に設置し、問題がなければ他の箇所も追加設置する計画になりました。
設置する箇所の廊下も完全なフラットではなく、左右の高さが違うため、廊下の真ん中に高さを合わせ6㎜のクイックスロープを選定して段差を解消しました。高さが違うため端に行くとクイックスロープが高くなる部分が出ますが、このことは事前にご了承頂いています。設置を教頭先生に確認をしてもらい、商品を引き渡しました。
設置前の段差
クイックスロープ設置後
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