多くの利用者が“胴巻ベルト”で簡易移乗リフト“ささえ手”を使用可能に
2024年01月18日
特別養護老人ホームの浴室で簡易移乗リフト“ささえ手”のお試しをしました。
機器回収時に使用状況を確認したところ、「車椅子からバスキャリーへの移乗を目的としていたが、当初見込んでいた利用者10人に対して3名程度でしか使えなかった。その他の方は前傾が難しく、リフトのセッティングに2人介助となるケースがありもう少し良い方法はないか。」と相談がありました。
対策としてオプションの“胴巻きベルト”での検証を介護主任、施設長、コンサル担当者と行いました。
今回の課題になっていた骨盤の後傾により本体に近づきづらい方を想定して試したところ、多少の巻き難さはあるが背もたれとの間にクッションを挟む事で身体が起き、ストラップが掛けやすくなる事が検証できました。前回では対応できない方にも使えそうとのことで、2週間程度再度貸し出しを行い利用者に試して頂く事になりました。
また、前回貸し出した際に入浴・移乗以外でトイレ介助にも使用し、とても有効に活用できたとのことでした。トイレへの移乗が難しく、紙おむつを使用していた方が、ささえ手を使用した事によりトイレで排泄する事ができたと大変喜ばれておりました。
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