レール走行式免荷システム トレーナーモジュール 発売

アビリティーズ・ケアネットは、Guldmann グルドマン社が開発した免荷システム「レール走行式免荷システム トレーナーモジュール」を発売します。

グルドマン(Guldmann)社は世界的に有名な天井走行リフトメーカーで、アビリティーズ・ケアネット(株)が日本の総代理店となっています。

「レール走行式免荷システム トレーナーモジュール」は、天井走行リフトのレールシステム(※1)を利用することで、天井走行リフト(※2)と同様に移動が可能となり、室内でベッド上から連続した活用ができます。

免荷システムは設定した荷重で常に上方に引き上げるシステムです。(※3

起居動作、起立、バランス、歩行などの基本動作を利用者の状態に合わせて負荷(免荷)を設定でき、引き上げる力(免荷)を利用した取り組みも行えます。免荷量は手元スイッチで設定できます。

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セラピストが利用者を支えながら行うリハビリでは、お互い無理な姿勢になったり、利用者が寄りかかりがちで限られた時間内で十分な取り組みは難しかったり、利用者を支えきれないと転倒する危険があります。また、利用者の両脚足底に荷重をかけたくても十分に取り組めない状況がありました。

トレーナーモジュールを活用すると、利用者は免荷システムと専用スリングシートで支えられ、セラピストは両手を使って動作の誘導やサポートが可能になります。歩行器や平行棒などを併用し段階を踏んだ取り組みもでき、安全で効果的に取り組めます。

※1 直線のレールシステムとルームカバーリングシステムのみでご利用いただけます。
※2 免荷機能を活用したリハビリ機器は介護リフトではありません。利用者の体の一部が常時着地した状態でお使いください。
※3 連続使用時間は30分です。

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*本⽂書に記載している情報は発表⽇時点のものです。

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