高齢者・障害者の在宅生活のため、介護保険・保険外による住宅改修についての企画、工事に関する資格研修講座。
住宅の設計や建築にかかわる方でも、高齢者や障害のある人の住宅の建築や改修に詳しく対応できる建築設計士や工務店、大工さんは必ずしも多くはおりません。そこで、高齢者に多い疾病や障害をよく理解し、ご本人やご家族がのぞまれる生活スタイルに合わせて、安全でできるだけ自立生活を可能にし、あわせて介護を軽減することを目標に、細かいところに至る提案や、施工の工夫、改修等ができるよう指導を行います。すでに、建築関係の方々やPTやOTのリハビリスタッフ、ケアマネジャー等が多く参加して、本業との相乗成果に役立てておられます。
当協会が独自に認定する資格です。カリキュラムを修了された方を「住宅改善士」として認定し、その後もサポートを行なっています。
講座内容
住宅改修に関わる公的制度、改修事業に従事できるよう、必要な高齢者や障害者の疾病や障害についての知識の習得といった基礎研修や実際の改修事例を学習する他、例題をもとに住宅改修のロールプレイングも行います。
- 高齢者・障害者の疾病・障害の理解
- 高齢者の生活・動作を疑似体験、高齢者の心身の特性と疾病・障害の知識、障害当事者から見た社会環境の問題点、福祉用具の適用でできる改善事例
- 介護保険、障害者給付事業の理解
- 高齢者・障害者の自立と介助のための住宅改修のポイント
- 改修で注意するべきコンプライアンス、玄関・トイレ・浴室など生活の場での課題と住宅改修のポイント
- 改修プラン作成のロールプレイング、グループ討議
住宅改善士養成講座 募集要項
- 日程:2016年11月12日(土)、13日(日)
午前9時から午後6時まで - 会場:NPO法人日本アビリティーズ協会 会議室
東京都渋谷区代々木4-30-3 新宿ミッドウエストビル2階 JR新宿駅徒歩13分 - 定員:20名
- 受講料:
一 般 35,000円(税込37,800円)
当協会会員 32,000円(税込34,560円) - 詳細参照お申し込み:
ボタン
街づくり、公共的建築物、高齢者や障害者住宅の企画で、適切な提案ができる専門家育成のための資格研修講座。
障害者差別解消法が施行され、国、県、市町村の関係機関においては、積極的に差別の解消をするために合理的配慮をしなければなりません。どのようなことが差別なのか?合理的配慮とは?障害のある人への対応方法なども含めて、建築物などのハードウェア分野での差別の解消をすすめるプランナーとしての役割を果たす方を養成します。今後、法の浸透にともない、企業、店舗だけではなくサービスをふくめての差別解消に向けた対応を学んでいただきます。2級研修で始まり、1級、さらに上級のレベルの研修が開発される予定です。
当協会の「住宅改善士」講座を終了ののち受講いただきます。カリキュラムをすべて修了された後に「資格認定試験」を行い、合格された方に「バリアフリープランナー2級」の認定をします。(今回11月12,13日住宅改善士養成講座受講者も引き続き本講座の受講が可能です。)
講座内容
障害者差別解消法の施行にともない社会のバリアフリー化はどう変わるか、パブリック施設での問題点や改修について大型商業施設、ホテルの検証を通して、何が問題でどう解決するか事例を通して学習します。
- 障害者差別解消法の解説と今後の変化
- バリアフリー化事業の必要性とバリアフリー新法の解説
- 都市再開発事業のバリアフリー化状況を検証する
- バリアフリー化の事例・問題点
- 現地調査から改修提案 シティホテルのバリアフリー調査から提案まで
- 「演習」宿泊施設のバリアフリールームのプラン設計
バリアフリープランナー2級講座 募集要項
- 日程:2016年11月19日(土)、20日(日)
午前9時から午後6時まで - 会場:NPO法人日本アビリティーズ協会 会議室
東京都渋谷区代々木4-30-3 新宿ミッドウエストビル2階 JR新宿駅徒歩13分 - 定員:20名
- 受講料:
一 般 35,000円(税込37,800円)
当協会会員 32,000円(税込34,560円) - 詳細参照お申し込み:
ボタン