ハイ(10cm)・ロー(5cm)・ミドル(8.3cm)、どの高さのクッションを選べば良いのですか?また、体重によって選び方は変わるのですか?
床ずれが既に進行している方・過去に床ずれができ、再発の恐れのある方や痩せて骨突起の大きい方などにはハイタイプ(10cm)をおすすめしています。 床ずれ予防したい方・発赤の見られる方・車いす等でアクティブに動かれる方・自動車の座席やシャワーチェアー上で使用される方にはロータイプ(5cm)をおすすめしています。 これまでロータイプを使用していた方で、痩せて骨突起が見られる方、またはハイタイプを使用したいけれど体幹をご自身で保持できない方(*1)などにはミドルタイプ(8.3cm)おすすめしています。 (*1) 体幹の保持がとりにくい場合もクァドトロセレクトをおすすめ致します。 よく体重が軽いことを理由に高齢の方などにロータイプを処方するケースを聞きますが、軽量の方は身体の肉が落ち、その分骨突起が著しいことが多くあります。どのタイプを選択するにしても、ちょうど良い空気の加減はクッションの底面(ベース部)から1.5~2.5cm程度が目安です。また、(抜き過ぎない程度に)空気を抜けばそれだけ体圧分散効果が増すので、体重の軽い方にはロータイプをお勧めすると、若干しか空気を抜けないため、効果が発揮されません。その場合は、ハイタイプもしくはミドルタイプを選択してください。