重度の障害があるお子様の介助入浴用のバスタブ「簡易浴槽ミニ」の発売

2019年09月11日

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この製品は、医療的ケア児のご家族の在宅での入浴介助に大変苦慮されている実態を憂慮した社会福祉法人北九州市福祉事業団 北九州市立総合療育センターとアビリテイーズ・ケアネットが共同で開発し製品化したものです。

医療的ケアが必要な重度身体障害の在宅療養児にとって入浴は、「身体の保清」、「リラクゼーション」、「血流循環の促進」、「新陳代謝を高める」、「低体温症の対策」、「呼吸・排痰の促進」、「全身の観察」といった観点から重要になります。それにも関わらずご家族は在宅での入浴介助に大変苦慮されているのが現状です。

簡易浴槽ミニはこのような問題解決のために開発されました。
在宅環境でも安全に安心して入浴ができる「簡易浴槽ミニ」を使うことにより、ご家族の負担を軽減でき、入浴者本人にとっても上記の効用が得られ、快適な療養生活が送れるようになります。

「簡易浴槽ミニ」は、家庭の他、子ども病院、(小児)療育センター、障害者支援施設、生活介護施設、特別支援学校、重症児デイサービス(放課後デイサービス)などでも活用できます。

この製品は新タイプのものであり標準で給付支給となるものではありませんが、横浜市をはじめ給付支給例がでてきています。利用をご検討の場合には、営業所にご相談ください。

簡易浴槽ミニの特長

  1. 重度の障害がある小柄な、お子様から高齢の方のための(身長 140㎝ 程度 ま で)介助浴槽
  2. 在宅の狭い浴室 (ユニットバス 1416 サイズ以上)でも使用可能なコンパクト設計。
  3. 身体のズレを防ぎ、安全に入浴するためのスリング ネット
  4. 立位での入浴介助が可能な付属フレームセット
  5. 設置場所や使用用途(据置、移動)に対応した3種類のフレームセットを提供(特注も可)
    連結型フレームは全長を短く収納できます。

製品詳細案内→入浴補助機器 簡易浴槽ミニ

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