東京・新宿にある京王プラザホテルのユニバーサルルーム(UDルーム)が、最新の設備を導入して平成30年12月にリニューアルオープンされました。 今回のリニューアルは、誰もが使いやすように配慮された設計と、ホテルならではのラグジュアリー感を体感していただける部屋になっています。アビリティーズはこのプロジェクトに関わらせていただき、特長ある製品を提供させていただいています。
UDルームのトイレには、デザイン性の高いデンマーク製の「脱着式の手すり」と「背もたれ」が設置されています。トイレの手すりは、立ち座りの際に体を安定させ、車いすをご利用の方には乗り移りの支えになります。設置された手すりは、レバーひとつで瞬時に高さや幅を、利用する方の要望にあわせて調節できます。片側だけ設置するといったこともできるので、どのような使い方にも対応できる優れたものです。背もたれも脱着式で、必要ない方には取り外しておくことができます。
視覚に障害のある方のため、UDルームのフロア階のエレベーターホールに音声標識ガイドシステムが導入されました。このシステムは、視覚に障害がある方が小型送信機(シグナルエイド)を持ち、その本体にあるボタンを押すと天井スピーカーからフロアの情報や位置を音声で知らせてくれます。音声システムは社会全般に広まってきており、今では多くの視覚に障害のある方が小型送信機を所有しています。フロントで小型送信機を貸し出しています。
今回のUDルームのリニューアルでは、これまでと同じ広さのデラックスツイン(35.5㎡)10室のほか、新たにラグジュアリーデラックスツイン(47㎡)2室とジュニアスイートツイン(67.4㎡)1室の合計3室が新設されました。
どの部屋も障害がある方はもちろん、高齢者や一緒に滞在するご家族にも快適に宿泊できるよう広めの室内と、使いやすい設備・家具が配置された空間になっています。
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