教室からポーチへ、ポーチから通路へ出入りするのに2か所の段差があります。これまで板を渡したりしてしのいでいましたが、現場の寸法にぴったりと合わず、万全ではありませんでした。
ブロックビルドで出入口にぴったりと合ったスロープを設置しました。約1:12の勾配のフラット正方形スロープタイルを使用していますので、車いす使用の生徒も無理なく自走して出入りができます。
安全性を高めるため、表面の滑り止めとしてスリップストップを加え、また、脱輪防止チューブも設置しました。
ブロックビルドはグレーチングの上にも設置できます。雨などの水分はタイルの穴から下へ落ち、そのままグレーチングへ排水されますので、スロープの表面に水分がたまることがありません。
車いすやバギーでも安全に教室へ出入りできるようになりました。子どもたちは色鮮やかなスロープを見ると喜び、楽しそうに移動しています。
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