福祉機器事業部の担当者より、住宅改修で協力要請を受けました(大規模工事であり、対応が困難なため)。
施主様は病院に入院中の60代女性(独居)で、退院に向け自宅の住改を希望です。両下肢麻痺があり車いすで生活、入浴や外出は訪問介護を利用する予定です。
ご本人と遠方に住む妹様、同院のリハビリ担当者、相談員、ケースワーカーならびに、施工業者と現調・打ち合わせを重ねました。当社の一級建築士事務所も相談しながら、改修箇所は「玄関、トイレ、寝室、キッチン、浴室」で、敷居の段差にはクイックスロープ・ブロックビルドを使用。工期は約1か月で引き渡しを終えました。
改修ポイント
- ドアを内開き→外開きに交換し、リーチ電動式を設置(介護保険レンタル)
- 洗面との間にあった壁を壊してスペースを広げ、廊下との敷居もフラットにした。
- 和室の寝室をフローリングに変更し、特殊寝台を利用(介護保険レンタル)
- 自分で洗い物をしたいという希望により、既存キッチンの横にミニキッチンを設置。
- 施工費を抑えたいとのご希望により、浴槽は現状のままとし、脱衣室との段差をなくしシャワーキャリーでアプローチできるようにした。
電話やメールで連絡を密に取っていたこともあり、大変満足いただきました。
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