車いす従業員の災害時の避難に非常用階段避難者“キャリダン”

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弊社のホームページをご覧になった損害保険会社より、避難車の問い合わせがありました。

同社のオフィスはビルの19階にあります。今年の夏に初めて車いすの従業員が配置され、防災訓練の際にエレベーターが止まっている想定だと、避難手段が人力に頼るしかなく、19 階という立地もあり避難器具を探していたとのことです。

事前の階段状況の確認と商品についてのご説明の為、現地にお伺いしました。車いすユーザー(ご本人)は普通体型で電動車いすを使用しています。すでに担架やおんぶ紐のような用具は入手されていましたが、人力に頼るとなると危険も伴うことから非常用階段避難車“キャリダン”について興味をお持ちでした。

現地の階段を確認すると、“キャリダン”・“チェアキャリダン”共に使用可能な寸法でした。当初、費用負担が大きくないことで“キャリダン”を希望されていたましたが、本人の車いすが電動であることもあり

①災害時には電動車いすは諦める可能性が高いこと
②1階に下りた後にも移動が必要なこと

をご説明すると、車いすごと避難できる“チェアキャリダン”にもご興味をいただきました。後日両方のお試しを行い、検討していただく予定です。


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