10代女児の自宅浴室での入浴について相談がありました。
お住まいはマンションで、浴室出入口には段差があり、浴室内や脱衣場のスペースはそれほど広くはありません。ご両親がお子様を抱っこしながら湯船に浸かる入浴方法を取られていましたが、成長と共に身長・体重も増加し、マンパワーでの入浴介助に限界を感じられていました。
少しでも湯船に浸かりたいとのご希望に沿い、浴槽内に設置が可能な”リフトンウェーブ脚載せ付 M サイズ”を提案しました。
脱衣場入口まで移動してから、ヘルパー2名の介助により、座位保持装置から抱っこひもを利用して浴槽内に設置したウェーブまで移動するかたちでの入浴方法が採用されました。背中・座面・脚部の角度調整により、安定した座位が保持しやすくなりました。日常生活用具入浴補助用具給付申請により 9 万円の補助が見込め、自己負担額の軽減もできる為、お母様より購入の希望をいただきました。
ヘルパーやお父様の介助により、湯船に浸かる入浴が行えご本人も喜ばれています。浴室内・浴室周辺の住環境の関係で移乗介助にマンパワーは必須となっていますが、浴槽を出入りする際の介助負担の軽減に繋がっています。
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