愛知県内の教育委員会は、市内の学校4校に対し保健室内にトイレの増設を考えていました。しかし、通常のトイレ工事と言えば大がかりな工事が必要とされ、予算の問題、工期の問題、床配管工事の問題が多数あり、なかなかトイレを増設できる手段が見つかりませんでした。
そこで、当社のバリアフリー機器カタログからスマートトイレに着眼され問合せを頂きました。ポイントは、ユニット式のスマートトイレなら「床配管工事を必要としない事、ユニット式の車いす対応型タイプで手摺等の標準装備である事」です。そして、カタログに掲載されている保健室に導入したスマートトイレを是非見たい、また、学校を訪問しスマートトイレの使用状況についての声を聴きたい要望も受けました。
初回の打ち合わせ訪問時では、①動画を見せながらスマートトイレの仕組みや汚水管処理方式、②従来のトイレ増設工事と比べ安価で工事期間が短い事、③汚水管処理の工事も複雑でない事を説明。
実際に導入した学校訪問は、3年前に保健室にスマートトイレを導入された清州中学校を訪問しました。現場では、水洗の音、匂い(汚臭)に関しても問題ないレベルであり、故障は導入後 3 年経過するが一切の問題は無いことが確認できました。多少、ナノイーの特徴である空気中の水分を集め高電圧を加えることで生成される水に包まれたナノサイズの微粒子イオンの特有の匂いはする程度です。保健室にトイレを導入する目的については、①静養生徒の利便性②トランスジェンダーに優しい学校(制服見直しで男女別だけでなく誰でも使えるトイレを設ける事の配慮)をご説明しました。教育委員会の評価は”◎”でした。
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