すぐに始められる! 介護リフトの活用

すぐに始められる! 介護リフトの活

介護リフトの導入は進んでいますか?

ノーリフティングケア」、「持ち上げない介護」などが介護、医療の現場で唱えられるようになって久しくなりますが、介護の現場はどう変わったのでしょうか?

  •  「時間に追われるから」、「二人介助なら早くて負担ないから」、と持ち上げられる
  •  「利用者の自立支援のためだから」、といって抱き起こす

などの介護動作を行ってはいないでしょうか?

介護者の腰痛の原因は、無理な介護姿勢の連続です。特にトイレでの介護は日に「何度も何人も」です。

介護者の腰痛の原因は、無理な介護姿勢の連続です

浴室では裸で濡れた利用者を支えられない、持ち上げられない、お互い滑って転ぶリスクがつきものです。

利用者の心身の負担、苦痛はどうでしょうか?

  • 紙オムツではなく、トイレに座って排泄したい
  • けれども強く掴まれ、無理に立たされ苦痛を感じる。
  • トイレも車いすも座らされる時はドスンと置かれてしまい、怖い痛い

 

利用者は介護の受け方により筋緊張、関節拘縮、骨折といった二次障害も少なくないと聞かれます。介護者の負担は、体だけでなく、毎日同じことを繰り返し、心の負担になっていないでしょうか?

介護者と利用者 双方に負担の無い介護リフトの導入

「介護労力を軽減したい、腰痛を無くしたい、利用者の負担や不安を無くしたい」、と考えている介護現場の皆様、是非、介護リフトの活用、導入をご検討ください。

アビリティーズ・ケアネットでは、様々な介護リフトを用意し、介護現場での問題解決、活用の定着をお手伝いいたします。

次は、3つの場面での お薦めの介護リフトを使用例動画も合わせてご紹介します。(場面のタイトルをクリックで内容が 展開/圧縮 されます)

1.移乗回数が多い、トイレ介助に威力を発揮するスタンディングリフト

移乗回数が多い、トイレ介助に威力を発揮するスタンディングリフト

簡易型移乗リフト ささえ手 (下は動画です。クリックで見られます。)

対象者と特長

  • 自力での立ち上がりが困難な方
  • 座位姿勢が維持でき、足部をしっかり着地出来る方が対象
  • 座位姿勢から、上体を胸と脇のパッドに預けたまま、膝を視点にして上体を前傾させ臀部を上げます
  • 円背姿勢の方の介助のも有効
  • モーターは使わず、ガスダンパーの助けと梃子の原理で介護者が軽い力で、利用者を素早く安全に動かせます
  • 無理に掴む、引く、抱える動作はありません
  • 専用のベルト、スリングシートを使えば、体重が重い、関節が弱い方も移乗が可能
  • べッドと車いす間の移乗だけでなく、1日に何度も立ち座りを繰り返すトイレ介助に最適

ささえ手 詳細を見る

起立型リフト イージーアップ (下は動画です。クリックで見られます。)

対象者と特長

  • 自力での立ち上がりが困難な方
  • 座位姿勢が維持でき、足部をしっかり着地出来る方
  • 座位姿勢から膝を視点にし、専用スリングシートで体を引き上げ起立させます
  • モーターの力で引き上げますので、体重の重い方(150㎏まで)、体の大きな方に最適
  • 低床型のベッドでも対応が可能です
  • ベッドと車いす間の移乗だけでなく、1日に何度も立ち座り繰りを返すトイレ介助に最適
  • 起立姿勢を維持する練習も行えます

イージーアップ 詳細を見る

2.座位姿勢が不安定な方でも最適な姿勢での移乗が可能な床走行リフト

座位姿勢が不安定な方でも最適な姿勢での移乗が可能な床走行リフト

床走行リフト マキシツイン (下は動画です。クリックで見られます。)

対象者と特長

  • 立位姿勢が保持できない方
  • 股関節の曲げ伸ばしが出来る方
  • ベッド上、臥位の状態から専用スリングシートを使って吊り上げが行えます
  • 吊り上げた状態で「寝かせたり、起こしたり」と姿勢のコントロールを電動で自在に行えます
  • ハンガーの姿勢コントルール機能で車いすの形状に合わせて着座させることができます

マキシツイン 詳細を見る

3.機械式の介助浴に頼らず、個浴でゆったり入浴できる床走行型のリフト

機械式の介助浴に頼らず、個浴でゆったり入浴できる床走行型のリフト

床走行・入浴用リフト マルチリフト (下は動画です。クリックで見られます。)

対象者と特長

  • 立位姿勢が保持できない方
  • 股関節の曲げ伸ばしが出来る方
  • 独立した個浴の配置、形状、浴室のスペース次第で、居室同様に移乗、入浴が行えます
  • 機械式介助浴のストレッチャーへの移乗にも使えます
  • 浴室だけでなく、居室での使用も可能です

マルチリフト 詳細を見る

介護リフト導入に活用できる制度や助成金

介護リフトはその有用性と労働環境の改善効果が認められており、厚生労働省はその導入を促進しています。なお、各制度には予算や申請期間があります。

  1. 人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)
    介護事業主が、介護労働者の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、適切な運用を行うことにより、労働環境の改善がみられた場合に、導入費用の一部を支給します。
    制度の詳細 → 人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース) 
     
  2. エイジフレンドリー補助金
    エイジフレンドリー補助金は、⾼齢者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対し補助を行うものです。
    制度の詳細 → エイジフレンドリー補助金  

 

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