「自分史作り」は自分も楽しめ、ご家族にとっても大変有益ということで、現在多くの方が行なわれています。昨今、新聞でもよく取りざたされており、またそのための書籍も書店を賑わせています。是非チャレンジしてみてください。
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『生きた記録』を散在させないために
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人の「生きた記録」は家のあちらこちらに点在することになります。
写真であれば、本人のアルバムは当然ながら、兄弟のアルバム、親のアルバムに。保管場所も引き出しの中、押し入れの中、家の様々な場所に。
保管している品々も子供の頃の成績表、手紙、学生時代、結婚後、記念品やお土産など様々。
長年書き物をしてきた書斎の様子。野菜を大切に育てた農具や物置などの「想いの詰まった生活風景」も、ご本人がいなくなると、いつの間にか姿を変えて、記録や記憶に残りません。
断片的な記録や記憶は「保管意味が感じられない」「保管場所がない」として廃棄せざるをえません。
しかし子供や孫は「どうやって生き抜いたの?」「どう家族を思っていたの?」「親、兄弟をどう思い、どうつきあっていたの…」「どれだけ…、どうやって…」と腐心してきた想いを知りたいのが本心です。決して忘れ去りたいと思うはずもありません。
「自分史作り」は自分も楽しめ、ご家族にとっても大変有益ということで、現在多くの方が行なわれています。昨今、新聞でもよく取りざたされており、またそのための書籍も書店を賑わせています。是非チャレンジしてみてください。
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執筆の心構え
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自分史を上手に綴るにはポイントがあります。自分の一生を「とてもすばらしいものであった」とする心構えが大切です。
人生には良い時代も悪い時代もあったが、そのすばらしい人生に多くの助力を得ることができて、初めて自身が精一杯生きることができたという感謝の想いを、1冊の本としてまとめることが大切です。
この世に生をうけた事、育てていただいた事、人との出会い、友情・愛情をはぐくむ一方で、人との別れをどのように糧にしたかなど、感謝の気持ちに溢れる「自分史」を是非とも書いてみてください。
逆に「威張るたぐい」「愚痴のたぐい」は不要です。なぜなら、誰もが読みたがらないからです。
こうやって綴られた自分史は、折りにつけ、子供や孫にとって生きる上で一つの指標になります。
判断に迷ったとき、困ったとき、親がどのように生きてきたかがわかるだけでも、子供の気持ちはずっと楽に判断できるようになります。
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執筆準備
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最初に「年表作り」を行ないます。世間での出来事、地域や村内での出来事、家庭内、ご自身など年表を作り、充実させましょう。年表が充実してくると自分史作りは成功したも同然です。
「先祖」について記載する場合は除籍簿、原戸籍を役所から入手したり、菩提寺に行って過去帳を見せていただくことも趣の深い自分史を作る上で不可欠です。 「実はもう一人早世した兄弟がいた」なんていうのはよく聞く話です。そんなことを一言も口に出さず、自分たちを陰に日向に見守ってくれた親の気持ちを思う と大変にありがたいと思わず思ってしまいます。
今の自分を伝えるためには「写真」を撮りましょう。高級なカメラは必要ありません。手塩にかけた 育てた植木、庭、畑を撮ってみてください。書き物が多かった人は書斎やいつも使っていた筆記具も良いかも知れません。大切なお土産や記念品の写真も忘れず に撮ってみてください。
昔撮った写真に加えて、今を伝えられる写真が集まってくると自分史作りも半分を過ぎた所でしょう。
日本アビリティーズ協会が運動を開始してきて45周年を迎えました。当社ではこれを記念してあらたにオンデマンド印刷事業を開始し、この部門においても積極的に心身に障害のある人の雇用を進めています。
オンデマンド印刷機の最大の特長は、印刷部数が数十部くらいの個人向け印刷物の制作に適していることです。これまでは「大量に印刷しないと…」と言われていた自分史作りの分野においても、印刷費用を抑えることができ、どなたも容易に制作できるようになりました。
お問い合わせ、お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。
アビリティーズ・ケアネット株式会社
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