「障害者差別解消法」で、各地の講演会・研修会に協力

2017年12月28日

障害者差別解消法が2016年4月に施行されて1年8か月が経過しました。各自治体の対応は、全国的に遅れていましたが、最近、積極的に取り組むところが増えてきました。

東京都多摩市では、同法律についての啓発をすすめ、障がいのある、なしに関わらず安心して暮らせる社会について考える、をテーマに、12月12日、パルテノン多摩で、「多摩市障がい者理解促進事業講演会」を市民対象に開催しました。 当協会から伊東弘泰会長と松尾敬徳理事が講師として招聘されました。
伊東会長から、障害者差別解消法の必要な理由・目的、法律制定に至る経緯、法律の概要などについて、また、国連の障害者権利条約との関係など説明がありました。
また、松尾理事からは、学生時代に受けた自身の障害体験をもとに、社会に存在する障がい者の生活上の差別について、教育、職業、社会参加など様々な具体的事例、改善されるべきことなど報告がありました。
約65名の参加があり、障がい当事者の方からの発言もありました。


パルテノン多摩で、「多摩市障がい者理解促進事業講演会」

パルテノン多摩で、「多摩市障がい者理解促進事業講演会」1

当協会では、同様の講演会・研修会などを、次の通り開催してまいりました。

・9月14日、20日、21日 東京都葛飾区 障害者差別解消法 職員研修

東京都葛飾区 障害者差別解消法 職員研修

昨年度の課長級の職員の方の研修に続き、本年度は係長級職員の研修を行いました。高齢者疑似体験にも熱心に取り組まれていました。

・9月6日、11月8日、1月17日(予定) 東京都渋谷区職員研修「公開講座」

 講義の他、グループディスカッションで、障害者の困ることとその対応法について討議しました。


・11月17日 熊谷人権擁護委員協議会委員・市町人権擁護事務担当者研修会

11月17日 熊谷人権擁護委員協議会委員・市町人権擁護事務担当者研修会

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