誰もが安心して利用できる施設環境の実現に向けて
多くの方々が利用する建築物は、社会全体の財産です。高齢者や障害がある方も、子どもや妊婦の方も、皆が利用しやすい建築物にしていきましょう。
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)では、 病院、劇場、銀行、ホテル、デパート、老人ホーム、福祉施設などを「特別特定建築物」として、「出入口 、廊下 、階段、 エレベーター、トイレ 、ホテル の客室、敷地内通路、 駐車場等」の基準を示しています。
また、都道府県の条例により、学校や保育所などが「特定建築物」として対象になります。詳細は「バリアフリー法」 を参照ください。
しかしながら、利用する建物は上記以外にもあります。災害避難所もそうです。アビリティーズでは、神社・教会、お城などの歴史的建造物のバリアフリー化の経験もあります。 また、例示してあるものは、建物と設備へのアクセスに限定されたものです。例えば、障害者がプールを使用しようとすると、建物のバリアフリー化だけでは利用することは困難です。入出水をサポートするリフトがあると良いでしょう。建物の利用目的を容易にする福祉用具も合わせて使うことが真にバリアフリーを実現することになります。
一方、障害者差別解消法では、「社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的 な配慮をするように努めなければならない。」として、公共的建物・施設のバリアフリー化を求めています。(参照、バリアフリーの各種制度) こちらにも義務と努力義務があり、自治体に実施要領の制定を求めています。違反への条項もあります。
アビリティーズは、アセスメントから、対応のコンサルタント、バリアフリー機器の設置や建物の改修などをご支援します。
公共・商業施設のバリアフリーのご提案
おからだに障害のある方、介助が必要な高齢の方でも安心して利用できる設備、隅々までに配慮が行き届いたサービス。
誰もが安心して利用できるホテル・旅館は、アビリティーズが目指し提供している 障害者や高齢者が共生できる社会の一つです。
ユニバーサル社会の実現を目指して、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)や「障害者差別解消法」が設定されています。
日本においてはマンション住民の高齢化が進み、歩行に不安な方や車いすの住民が増加しています。
しかも、住民の高齢化が進んでいる物件は建築年の古いものが多く、エレベーターが無いもの・バリアフリー化されていないものが多くあります。
高齢者や障害がある方も、子どもや妊婦の方も、皆が利用しやすいマンション(集合住宅)にするためのガイドをご案内。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を機に、客席・観覧席を有する施設において多様な利用者が円滑に利用できる環境整備を目的に、建築設計標準(2012年版)の内容が追補されました。
また、2024年4月の改正障害者差別解消法では、今まで民間事業者には努力義務とされていた合理的配慮の提供が義務化されました。
このような施設に対してのアビリティーズによるバリアフリー化事例と共に対応する福祉機器をご紹介します。
施設の品質と利用率の向上を目的に、“保健室へバリアフリートイレの設置”が進んでいます。バリアフリー化の対応と共に“保健室の品質向上”が実現できることになります。
公共施設のプールも、障害者差別解消法の「合理的配慮」の対象です。i-swimはプールへの入・出水をサポートするリフトで、障害ある方のプール利用を容易にします。
障害者差別解消法の「合理的配慮」とは、障害の有無に関係が無く、誰もが気兼ねなく、安心して社会生活を送れる環境を整えることです。公共のプールをはじめ、ホテルなど民間のプールで活用していただけます。
バリアフリー化の事例
最近のバリアフリー化対応の事例
施設のアクセシビリティを改善するバリアフリー機器
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