フォーラム、講演会
開催要領
開催日時: 2018年09月10日 18時00分 ~ 2018年09月10日 20時30分詳細内容
今後の国の介護保険政策を分析し、サービス事業所の方向性を考える
介護保険制が5回の法律改正、6回の制度報酬改定で大きく変化してきました。特に平成30年度からは「保険者機能推進交付金」により、「自立支援・重度化防止」の名のもとに市町村間の競争が行われようとしています。
4月からは要支援の予防訪問介護・予防通所介護は介護保険からなくなり、市町村の総合事業への移行。10月から「生活援助ケアプラン」の「全国平均回数」を超えたケアプランに関して事前に保険者に届出。福祉用具は「全国平均価格」を基準に16%高いものは「介護保険外」。反面、ケアプランの1社集中80%の「集中減算」は全サービスから、訪問介護・通所介護・福祉用具貸与に絞られてきました。
他方、地域包括ケアでは「入院患者の退院促進」が強化され、「共生型サービス」の動向が戦後の福祉を変えようとしています。 これからの動向から、今後の国の介護保険政策を分析し、サービス事業所の方向性を考えていきます。
講師:服部万里子
一般社団日本ケアマネジメント学会理事研修委員長。NPO渋谷介護サポートセンター主任介護支援専門員、服部メディカル研究所所長。
大学で社会学を学び、一般企業で勤務後、病院に勤務しながら看護師資格取得。病院に10年間勤務した後1989年に高齢者医療看護福祉のコンサルティング事業(服部メディカル研究所)を看護師3名で設立。2000年よりNPO渋谷介護サポートセンターを設立し居宅介護支援単独事業開始、現在もケアマネジャーとして仕事している。2016年よりNPO東京山の手まごごろサービス理事長、城西国際大学、立教大学教授歴任、現在は、和歌山県立医大の大学院非常勤講師。大妻女子大学大学院非常勤講師。看護師、社会福祉士、主任介護支援専門委員。
※ 講演会後、お飲み物と軽食をご用意した交流会を予定しています。
お申込みはフォームで送信してください。下のボタンを押すとお申込みフォームが開きます。